第1講:おこづかい会議を親子で開こう!生きた学習体験をスモール・ステップアップ!【キッズ・マネー講座】

 

 

[最終更新日]2019年6月7日 [読了目安]こちらの記事は4分程で読めます 

 

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こすぴー先生

『ZAIMの教室 財務諸表専門の学校』のこすぴーです。
こども向けのお金教育って悩みますよね。キッズ・マネー・ステーションの認定講師でもあるこすぴーが、全6回でお答えしていく「おこづかいを学ぶシリーズ」の第1講座目「おこづかい会議を開こう!」をご紹介します。
お相手は、小学3年生の息子さんがいる、なつなさんです。

 

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なつなさん

よろしくお願いします!ちょうど小学3年生になったんですが、おこづかいの方法って本当に悩みます。

 

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こすぴー先生

やっぱり、とても悩みますよね。一緒に考えていきましょう!

 

 

➤目次

1.5つのSTEP!おこづかいの大事な与え方!
2.大事なことはスモール・ステップアップで!
3.親子でおこづかい会議を開いてみよう!

 

1.5つのSTEP!おこづかいの大事な与え方!

 

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こすぴー先生

これからおこづかいを考え中の親御さん、もしくはおこづかいを与えているけど悩んでいる親御さんへ5つのSTEPでまとめてみました!

 

 

 

STEP1:何才から渡す?渡す年齢を決めよう!
STEP2:与え方ってどうすれば?3つの与え方を決めよう!
STEP3:額はいくらにする?渡す金額を決めよう!
STEP4:管理のさせ方は?3つの目的に分けて管理させる!
STEP5:お年玉をもらったら?大胆に使わせることも大事!

 


STEP1
おこづかいは何才から渡す?渡す年齢を決めよう!


まずは、いつからおこづかいを渡せばいいのか決めないといけないですよね。

この記事では、2つの基準をご紹介しています。

 

①足し算・引き算を勉強し始めたら
②お金に興味を持ち始めたら

 

なにごとも、学びのタイミングってとっても大事です。
おこさまひとりひとりでタイミングって違うので、
ぜひ、この記事を読んで、見極めてあげてほしいです。

 

≫記事はこちらから

 

STEP2
おこづかいの与え方ってどうすれば?3つの与え方を決めよう!

 

渡す時期が決まったら、次はどうやって渡すか?になります。

この記事では3つの渡し方をご紹介しています。

 

①定額制
②報酬制
③定額制×報酬制のミックス型

 

それぞれにメリット・デメリットありますが、ぼくのおすすめは③でお伝えしています。
ぜひ、我が子に合った方法で、渡せるといいですね!

 

≫記事はこちらから


STEP3
おこづかいの額はいくらにする?渡す金額を決めよう!

 

渡す時期も方法も決まったら、あとは金額ですね。
これも一番悩みとしては多い内容です。

 

全国平均は500円と結果がでていますが、
それもまたおこさまによって異なるもの。

 

ぼくはスモールステップアップで、
使う範囲に応じて渡す額を決めることをおすすめしています!

 

≫記事はこちらから

 

STEP4
おこづかいの管理のさせ方は?3つの目的に分けて管理させる!

 

時期も渡し方も金額も決まって安心ではありません。
その後、きちんと管理できるかとても重要ですね。
この記事では、3つの管理方法をご紹介しています。

 

①自分で使うためのお金
②ひとのために使うお金
③いざという時のお金

 

大事なことは、逆算して金額を振り分けることです!

 

≫記事はこちらから


STEP5
お年玉をもらったらどうする?大胆に使わせることも大事!

 

順調に毎月、お金の管理ができても、突発的な臨時ボーナスはこどもにもあります。

 

そう、お年玉ですね。

 

実は、僕は『大胆に使わせる経験!』も、大事な生きた学習体験だとおすすめしています。


『えっ!?』って思われるかもしれませんが、
みなさんも、あるあるの体験も載せているのでぜひ、ご覧ください。

 

≫記事はこちらから

 

 

 

 

 

 

2.大事なことはスモール・ステップアップで!

 

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こすぴー先生

おこづかいで大事なポイントをあえて挙げるなら、それは『スモール・ステップアップで!』です。

 

 


我が子を思う気持ちがあると、
どうしてもおこづかいを渡すことに、抵抗感は否めないもの。

 

しかも、それで友達とのトラブルやケンカになったり、
変なお金の使い方をされたりしたら嫌ですよね。

 

そこで、大事なポイントとして、『スモール・ステップアップで!』を合言葉に、おこづかいを渡してあげてください。

 

たとえば、金額。
いきなり、多額の金額を渡す必要もありません。
いきなり、相場の金額に渡す必要もありません。

 

たとえば、渡し方。
いきなり、月一回渡す必要もありません。
最初は、お買い物についてきたら30円、とかもOK。

 

こんな風に、最初から私たち大人も、大きく考えなくてよいと思います。

 

きっと、おこさんはいくら渡してもどんな風に渡しても【失敗】は付きものです。
失敗を積み重ねて、生きた学習体験を経験することができるのです。

 

『せっかく貯めたおこづかいで、お祭りのくじやったけど全部ハズレだったよ~。』

 

大人からしたら、バカげたことでも、こどもはこういう小さな失敗経験から次を学んでいるものです。
ぜひ、小さく転ばせて起き上がらせる経験を積ませてあげましょう。

 

 

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こすぴー先生

スキーで最初に転び方を教わるのと似ていますね。最初は小さく挑戦させてあげて(スモール)、だんだん任す範囲を広げて成長してもらいましょう!(ステップアップ)

 

 

 

 

 

 

3.親子でおこづかい会議を開いてみよう!

 

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こすぴー先生

最後は、親子で話し合うおこづかい会議を開きましょう^^!

 

 

 


STEP1~5まで読んでいただき、コツがつかめたら、
ぜひ、親子でおこづかい会議を開いてあげてください。


きちんと、親の言葉でおこづかいの趣旨や金額、渡し方を話し合う場を設けてください。
一方的に、渡すと受動的な受け身の姿勢にこどもはなりがちです。

 

あくまで、主役はこどもです。

 

“親子で話し合う”というフィルターを通すことで、お金を使うたびにこどもは親のことを思い出すものです。

 

『こんな使い方していいのかな?』
『こんなことしたらお母さんに怒られちゃうかな?』

 

お金は、親が汗水垂らして働いた『命』そのものです。
そのことを理解してもらうためにも、
働いているご両親とこどもが話しあう場を設けるのは、
さながら、経営者と労働者が話す場である労働組合のようなものですね!

 

 

 

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こすぴー先生

おこづかいは、一番身近に学べる【生きた学習体験】です!こんな貴重な機会を使わないのはもったいないので、ぜひなつなさんと一緒にチャレンジしてもらえると、とっても嬉しいです^^!

 

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なつなさん

はい!こどもをお金オンチにさせないためにも、わたしたち親も勉強しないとですね!

 

 

 

 

 

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こすぴー先生

記念すべき第1講座目の授業、大変お疲れさまでした^^

次の授業は「第2講:【STEP1】何才から渡す?渡す年齢を決めよう!です。

ひと休みしたら、ぜひご覧ください。

 

 

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第1講:【ガイダンス】おこづかい会議を開こう!←イマココ

第2講:【STEP1】何才から渡す?渡す年齢を決めよう!

第3講:【STEP2】与え方ってどうすれば?3つの与え方を決めよう!

第4講:【STEP3】額はいくらにする?渡す金額を決めよう!

第5講:【STEP4】管理のさせ方は?3つの目的に分けて管理させる!

第6講:【STEP5】お年玉をもらったら?大胆に使わせることも大事!