三井不動産 6期連続の最高益を更新!分譲事業の好調はとどまるところを知らない!2019年3月期決算

 

 

[最終更新日]2020年01月06日↺ [読了目安]こちらの記事は1分程で読めます 

 

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こすぴー先生

『ZAIMの教室 財務諸表専門の学校』のこすぴーです。

三井不動産〈8801〉の2018年度4Qの決算が発表されました。(2019.5.10発表) 決算内容の速報【速報ver】をまとめておきます。決算IR資料はこちらから。

 

 

【まとめ】2019.05.10発表 (日本基準)

▶2018年4Q決算 増収増益

【増収】売上高  18,611億円 前年対比6.3% +1,100億円

【増益】営業利益  2,621億円 前年対比6.6% +162億円

 

6期連続の最高益を更新(資料4)

【増収】前期に竣工した東京ミッドタウン日比谷等のオフィス関係(+298億円)や商業施設(+90億円)などの賃貸業の好調。

国内住宅分譲(+94億円)や投資家向け・海外住宅分譲(217億円)も好調。

【増益】投資家向け・海外住宅分譲(195億円)による物件売却により増益。

 

▶2020年3月期見通し 増収増益

【増収】売上高  20,000億円 前年対比7.5% +1,388億円

【増益】営業利益  2,670億円 前年対比1.9% +48億円

 

【賃貸業】「日本橋髙島屋三井ビルディング」(2018年度竣工)や「msb Tamachi 田町ステーションタワー S」の通期稼働により、+267億円増収+20億円増益

 

【分譲業】国内住宅分譲事業の計上予定戸数の増加、投資家向け・海外住宅分譲等における増収・増益を織り込み、+692億円増収+129億円増益

 

【マネジメント業】三井不動産リアルティにおけるリハウス事業(個人向け仲介事業)の堅調、三井不動産レジデンシャルにおける販売受託の減少により、+56億円増収△31億円減益

 

【その他】既存のホテル・リゾート事業は堅調、新規開業のホテル・リゾート施設 の開業費用等により、+372億円増収△51億円減益

 

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こすぴー先生

増益の要因は、投資家向け住宅・海外住宅分譲ということでした。

投資家向け住宅 ➡ Jリート(不動産投資信託)などへの物件売却益のこと

海外住宅分譲 ➡ 英国における物件売却のこと

国内向けの分譲マンションの単価もうなぎのぼりに上がっています。(資料5)

いつ暴落するかわかりませんが、引き続き、分譲事業の盛り上がりは消えそうにありません。

 

 

▶資料1 2018年度連結決算

 

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 (2018年4Q決算説明会資料より) 

 

▶資料2 セグメント別の実績

 

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 (2018年4Q決算説明会資料より) 

 

▶資料3 2020年3月期見通し

 

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 (2018年4Q決算説明会資料より)

▶資料4 6期連続最高益を更新

 

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 (2018年4Q決算説明会資料より) 


▶資料5 好調な住宅マーケット

 

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  (2018年4Q決算説明会資料より)

 

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こすぴー先生

ここまで読んでいただき、ありがとうございました^^

詳細な分析は後日UPしますので楽しみにお待ちください。下記のコラムも、応援の想いをこめて書きあげています。ひと休みしたら、ぜひご覧ください。

 

 

 

 

 

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