[最終更新日]2020年01月15日↺ [読了目安]こちらの記事は1分程で読めます
『ZAIMの教室 財務諸表専門の学校』のこすぴーです。
富士フィルムホールディングス〈4901〉の2018年度4Qの決算が発表されました。(2019.05.08発表) 決算内容の速報【速報ver】をまとめておきます。決算IR資料はこちらから。
【まとめ】2019.05.08発表 (米国基準)
▶2018年4Q決算 (微)減収増益
【減収】売上高 24,315億円 前年対比0.1%減 △19億円
【増益】営業利益 2,098億円 前年対比70.1%増 +865億円
【ヘルスケア&マテリアルズソリューション部門】の伸長*(+364億円)による増収も【ドキュメント部門】の減収(△422億円)により微減収。しかし、各事業の収益性が高まったうえ、ドキュメント事業の構造改革(+880億円)により大幅増益(過去最高益)
*【ヘルスケア&マテリアルズソリューション部門】はメディカルシステム事業、バイオCDMO事業、再生医療事業、電子材料事業が伸長する
▶2020年3月期見通し 増収増益
【増収】売上高 24,800億円 前年対比2.0%増 +485億円
【増益】営業利益 2,400億円 前年対比14.4%増 +302億円
【ヘルスケア&マテリアルズソリューション部門】の伸長(+310億円)により増収見込み。同部門は中計目標の400億円→440億円に変更し、【ドキュメント部門】は営業利益率10%を前倒し(+226億円)により大幅増益の見通し。
2020年3月期見通しは中期経営計画に対して+100億円上乗せの過去最高益をめざすようです。11年ぶりに過去最高益を達成したおかげで、決算発表翌日の株価終値も+2.3%上昇と好調です。好調の富士フィルムの2019年度の動向は要チェックです。
▶資料1 2018年度連結決算とポイント
▶資料2 2020年3月期見通しとポイント
ここまで読んでいただき、ありがとうございました^^
詳細な分析は後日UPしますので楽しみにお待ちください。下記のコラムも、応援の想いをこめて書きあげています。ひと休みしたら、ぜひご覧ください。
▼財務諸表・決算書を勉強してみたい方はどうぞ^^