1-15 実は会社にも税金がある!当期純利益と法人税を理解しよう!

 

 

[最終更新日]2019年3月26日 [読了目安]こちらの記事は4分程で読めます 

 

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こすぴー先生

『ZAIMの教室 財務諸表専門の学校』のこすぴーです。

ふゆみさんと一緒に、財務諸表・決算書の読み方を3時間でマスターする無料講座の1-15回目となります。

さぁ、損益計算書の個別説明の最後のパートです!よくここまで頑張ってこれたね。今回は、法人税と当期純利益をわかりやすく解説していきたいと思います。

 

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ふゆみさん

たくさんの利益を覚えました!最後も宜しくお願いします!

 

 

 

 

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1.会社も『税金』を払っている!

 

前回に引き続き、マヨネーズを作って、販売している会社の社長だということで解説していきますね。

 

 

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こすぴー先生

前回までで、税引前利益を習いましたね。こちらは名前の通り、『税引前』の利益なのです!だから、税金を引いてあげましょう!

 

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ふゆみさん

会社も税金を払っているんですか?

 

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こすぴー先生

そうなんですよ、実はよく知られていないことなんですが、払っています。

 

 

 

個人もそうですが、会社もきちんと税金の支払いをしています。

 

 

 

法人税…

 

『税引前利益に対して一定の税率をかけた税金。』

 

✔ 国・県・市などへ、主に支払う。

 

 

 

 

ざっくりですが、日本の会社であれば、

 

だいたい税引前利益に対して約30%の税金がかかります。

*税引前利益がマイナス(=純損失)の場合は、税金がかかりません

 

この率を『税率』といいます。

 

たとえば、100万円の税引前利益を稼いだ企業は、30万円の税金を支払う義務があります。

 

 

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ふゆみさん

30%も払うんですか!?会社ってたくさん納税しているんですね・・。

 

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こすぴー先生

そうだね。細かい税金の計算でまた税率は変わってくるけどね。

これを学んで、2018年にトランプ大統領が何をしたのかピント来るニュースはありますか?

 

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ふゆみさん

うーん・・・わかりません。。

 

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こすぴー先生

アメリカの法人税を下げる政策を行いました。払う税金を少なくして、利益が企業に残るようにしました。

そうすると、業績が良くなり、従業員への給料を上げたり、積極的な投資を行えて、景気が良くなること狙ったんだね。

 

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ふゆみさん

へぇ~、そのニュースは覚えていたんですけど、そういう意味があったんですね~。

 

 

 

他にも税金に関しては、『税金計上の考え方』『法人税等調整額』という項目もあります。

 

今回は、ざっくりマスターシリーズということで、

法人税の解説はここまでとしますが、これから経理を専門的に行う方などは詳細に理解しておきましょう!

 

当サイトに関して、法人税に関しての表記は、『法人税(+その他)』と表現しておきます。

 

 

2.最後の利益が『当期純利益』である!

 

ここまで『法人税』を理解すれば、あとは足し引きの計算です。

 

 

 

当期純利益(とうきじゅんりえき)とは・・・

 

『会社の最終的な儲けのこと』

 

当期純利益 = 税引前利益 - 法人税(+その他)

 

  

 

このように表現できます。

 

 

 

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こすぴー先生

これが正真正銘、企業の最後に残る利益だね!

 

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ふゆみさん

長かった・・・。でも、色々な利益と費用の違いがイメージできてきました!

 

 

 

3.税引前利益~当期純利益までをおさらい!

  

はい、ここまででもう一度おさらいしていきますので、よく理解しておきましょうね!

 

 

 

 

前回までの利益)

経常利益から、一時的な費用と利益を差し引きしました。

 

税引前利益30,000円 

 

= 経常利益31,500円 - 特別損失3,000円 + 特別利益1,500円

 

 

 

ここで、今回かかった法人税とその他を計算します。

 

 

 

法人税 9,000円

 

法人税・・・5,000円

県民税・・・2,500円

市民税・・・2,500円 

 

 

その他 1,000円

 

法人税等調整額・・・1,000円

 

 

 

ここまで計算できたら、あとは差し引きです!

 

 

 

当期純利益20,000円 

 

= 税引前利益30,000円 - 法人税9,000円 - その他1,000円

 

 

 

 

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ふゆみさん

60,000円あった売上高が、あれよあれよと20,000円まで減ってしまいました・・・。

 

 

 

このように、

 

売上高から利益までの道筋を示すものが、『損益計算書』と言います。

 

 

どこで儲けて、どこで費用がかかったのか、明らかにするために、段階的に示しているのが特徴です。

 

 

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ふゆみさん

今までよく理解できていなかった利益がよく理解できました!

 

 

 

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こすぴー先生

1限目第15回目の授業、大変お疲れさまでした^^

次の授業は「1-16 損益計算書を人の身体に例えてみよう!」です。

もう一度、損益計算書を総シミュレーションしましょう!

 

 

 

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1-9 イメージが大事!実際の損益計算書を見てみよう!

1-10 損益計算書とは?売上高を覚えよう!

1-11 売上総利益を覚えるには、売上原価を覚えよう!

1-12 一番大事な利益、営業利益を覚えよう!

1-13 経常利益を理解するには、営業外損益を覚えよう!

1-14 特別って言うけど本当に?税引前利益と特別損益を覚えよう!

1-15 実は会社にも税金がある!当期純利益と法人税を覚えよう!←イマココ

1-16 損益計算書を人の身体に例えてみよう!

1-17 我が家の損益計算書を作ってみよう!

  

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