[最終更新日]2020年05月06日↺ [読了目安]こちらの記事は3分程で読めます
『ZAIMの教室 財務諸表専門の学校』のこすぴーです。
ふゆみさんと一緒に、財務諸表・決算書の読み方を3時間でマスターする無料講座の1-16回目となります。
さぁ、ここまで勉強した損益計算書を、人に例えても説明してみるよ!
会社活動だけだと、少しイメージが湧きづらいところがあったので助かります!
1.損益計算書は『運動成績表』である!
以前のたとえ話でも説明したように、同じ身長と体重の人がいたとしても、かけっこの勝負では成績が異なります。どれだけ、効率よく運動量を稼ぎ、抵抗が少なく走れるか?とても大事な動作です。
会社も同じです。どれだけ効率良く稼ぎ、無駄のない費用で企業活動ができたか?まるで、それは人間でいうところの、『運動成績表』のようなものが、会社の『損益計算書』であります。
2.『運動成績表』の具体的なイメージとは?
会社も同じです。どれだけ効率良く稼ぎ、無駄のない費用で企業活動ができたか?まるで、それは人間でいうところの、『運動成績表』のようなものが、会社の『損益計算書』であります。
それぞれを、損益計算書の売上高から順に例えてみましょう!。
■売上高
✔ 運動量・・・どれだけ身体を動かせるかで進める距離が異なる
■売上原価
✔ 足の動きの抵抗力・・・運動の決め手は『足の動き』!足の動きの抵抗力
■販売費及び一般管理費
✔ 手の動きの抵抗力・・・運動は『手の動き』も密接に関与している
■営業外費用
✔ 動きにくい衣服・・・自分の身体以外のことで進みが遅くなったか?
■営業外収益
✔ 軽い靴・・・自分の身体以外のことで進みが速くなったか?
■特別損失
✔ 石につまづく・・・その時の環境に、どれだけ一時的に左右されたか?
■特別利益
✔ 晴れて走りやすい・・・その時の環境に、どれだけ一時的に左右されたか?
こうして、最後に残った運動成果が、自分の基礎力になります。走れば、走るだけ、自分の基礎力が向上しますもんね。
損益計算書の『当期純利益』(運動成果)が貸借対照表の『利益剰余金』(基礎力)になるんですね。
『その期に限ったこと』を意味する『特別』は、走る環境に例えているのね!
これはイメージが湧いてきました!
できる限り頭の中で損益計算書を立体的にイメージすることが大事だよ。
3.運動量を増やし抵抗力を減らすこと!
できる限り頭の中で損益計算書を立体的にイメージすることが大事だよ。
ここで改めて、おさらいしておきましょう。人の身体で現すと…
運動成果(距離、基礎力)
=運動量(身体の動き)-動きの抵抗(抵抗力)
という風に表現することができます。
ここで大事なことは、
✔ 運動量を増やし
✔ 抵抗力を減らす
この2つを頑張ることです。
会社も同じです。
✔ 売上を増やし
✔ 無駄な費用を減らす
この2つを頑張ることです。これを続けることで、自分自身の基礎力が高まっていくわけですね!
・1-14 特別って言うけど本当に?税引前利益と特別損益を覚えよう!
・1-15 実は会社にも税金がある!当期純利益と法人税を覚えよう!
・1-16 損益計算書を人の身体に例えてみよう!←イマココ
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