簿記を学ぶよりも先に、財務諸表を学んで欲しい理由

 

 

 [最終更新日]2019年3月11日 [読了目安]こちらの記事は4分程で読めます

 

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こすぴー先生

『ZAIMの教室 財務諸表専門の学校』のこすぴーです。

今回は、財務諸表をこれから勉強しようと思っている皆さんへ、「簿記よりも先に、財務諸表を学んでほしいワケ」を教えます。

お相手は、現在、製菓会社の経理にはじめて配属されたふゆみさんです!

 

  

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ふゆみさん

よろしくお願いします!簿記も勉強したいと思っていたので気になります!

 

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こすぴー先生

もちろん簿記を学ぶのも大事だよ^^

今回は、簿記を学ぶ人にも知っておいてほしいコトをお伝えします! 

 

 

 

 

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1.ざっくり読める能力を、身につけよう!

 

最初は、これから財務諸表を学ぶ方へ、

財務諸表との向き合い方を説明しておきます。

 

 

何事も勉強しようと思うと、完璧に学ぼうと思いたくなりますが、

 

『財務諸表に関しては、完璧に学ぼうとしない』ということを今回はお伝えします。

 

 

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ふゆみさん

え、どういうことですか??

 

 

 

これから勉強する方、もしくは勉強中の方は、これを目標としてください。 

 

 

 

〇 財務諸表を ”ざっくり読める” 能力を身につける!

 

 

 

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ふゆみさん

先生がそんなことを言っちゃっていいんですか?

 

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こすぴー先生

いいんです!!

ただし、これから説明することをよく聞いてくださいね。

 

 

 

 

財務諸表を通じて、会計や財務のことを勉強すると、海のよう広く学ぶことがあります。

(それこそ、その知識をマスターした方が、国家資格である税理士や公認会計士として活躍できるのです!すごい!)

 

ですが、税理士や公認会計士として活躍するつもりではない方は、

そんなに多くの知識を蓄えても、実は使うシーンが中々ありません。

 

それ以外の方に大事なのは、

 

財務諸表を読むために必要な知識を学び、おおまかにざっくり読める能力です。

 

 

 

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ふゆみさん

確かに、公認会計士を目指している友人のバックにはいつも膨大な参考書が…。

 

 

 

 

2.簿記とは財務諸表を”作るスキル”である!

 

「財務諸表を読みたい!」「数字やお金に強くなりたい」という方がいたら注意してほしいことがあります。

 

よく知らず知らずに目標と掲げがちな例として、こういう目標を立てている方も見受けられます。

 

 

× 財務諸表を ”詳細に作れる” 能力を身につける!

 

 

 

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ふゆみさん

これってどういう違いがあるのですか??

 

 

皆さんが、財務や会計に詳しくなろう!と思った時に、思いつくものとして、

 

「簿記」があると思います。

 

簿記とは、さきほどの目標で掲げた「財務諸表を詳細に作れる能力」を身につける資格なのです。

 

 

 

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こすぴー先生

実は、いくら簿記の資格勉強をしても、”財務諸表を読める能力”が身につくわけではありません。

 

 

 

 

簿記では、借方・貸方を中心として、仕訳の考え方や財務諸表を正確に作るためのルールを教えてくれますので、

経理や財務部門で働こうと思っている人には、ぜひ身につけて欲しい能力です。

 

ですが、営業担当をしている方や、経営企画職をしている方、会社の社長さんは、

決して作り方を学ぶ必要はなく、作られた財務諸表をどう分析するか、が大事であります。

(もちろん、簿記を学んで損はないことは付け加えておきますね!)

 

 

 

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こすぴー先生

先生も、この違いが最初わからず、やみくもに簿記を学んでいました。

(簿記の学習は仕訳が必要な人にとっては大事な科目です…!)

 

 

 

 

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こすぴー先生

ちなみに財務諸表を読む能力の資格試験もあります。

それは「ビジネス会計検定」です。

こちらについても、後日記事にUPしていきます^^

 

 

 

3.簿記を学ぶ前に、ゴールを知ろう!

 

それでも、簿記を学ぶ必要がある方でも、

 

最初の初学者には、財務諸表をざっくり読める能力を身につけてほしいと思っております。

 

 

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ふゆみさん

どうしてですか??

 

 

 

それは、完成系である財務諸表を、まずは見て欲しいからです。

 

 

たとえるならば、これからサッカーに詳しくなろうと思っている人が、

 

 

最初から細かいサッカーのルールを覚えようとしているにも関わらず、

実際のサッカーの試合を見たことがないのと同じだからです。

 

 

そんな方がいたら、こうアドバイスしたくなります。

 

 

「まずは、実際のサッカーの試合を観戦しに行こうよ!」

 

 

財務や会計でも同じことが言えます。

ステップにするとこうなります!

 

➤STEP1

まずは、すべてのゴールである財務諸表に触れてみましょう!

(=サッカーの試合を観戦してみましょう!)

 

➤STEP2

大まかにでいいので、読める能力を身につけましょう!

(=サッカーの戦術や面白さを語れるようにしましょう!知識は観戦するのに必要なルールだけ!)

 

➤STEP3

簿記の資格をとりたい人は、ここで勉強してみよう!

(=サッカーの面白さを知ったら、オフサイドやPK戦のルール、試合戦術を覚えよう!もっと試合が面白くなります)

 

➤STEP4

公認会計士、経理担当者などは、財務諸表を作るための細かいルールを少しづつ覚えましょう。

(=サッカーに深く携わる、もしくはサッカーの審判になるのであれば細かい試合ルールを覚えましょう。ボールの空気圧は?コートの大きさの規定は?)

 

 

まずは、自分がどのステップまで必要なのか、認識してから、

財務諸表が読める面白さに気づいてほしいと思っています。

 

皆さん、サッカー観戦をするのに、

グラウンドの大きさの規定やサッカーボールの空気圧を知ってから観戦していませんよね。

 

必要なのは、ざっくり読めるために必要な知識のみです。

その知識を蓄えてから簿記を学ぶと、とても腹落ち感がでてきます^^

 

 

「あぁ、こうやって財務諸表は作られていくんだ~」

 

って!

 

 

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ふゆみさん

勉強するハードルが下がった気持ちになりました。

たしかに、私もスポーツ観戦する時に、詳細なルールから覚えようとしていません。

 

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こすぴー先生

その通りです!財務や会計を学ぼうとすると、ステップを間違えやすいので、ぜひ注意してくださいね。

簿記も就活や転職では、評価される項目なのでぜひチャレンジして欲しいです^^

 

 

 

 

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こすぴー先生

大変お疲れ様でした^^
次の授業は「実は混同しがちな、財務諸表の定義」です。
ひと休みしたら、ぜひ読んでみてくださいね!

 

 

  

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