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[最終更新日]2019年4月15日
■ ROI(投下資本利益率)
ROIとは、投下資本利益率のことです。「Return 投資 On に対する Investment 利益」と日本語に訳せます。 略称を、『あーる(R) おー(O) あい(I)』と呼びます。『会社の投下資本を使って、どれだけの利益が出たのか?』ということを、知るための指標として使います。『会社の投下資本を、有効に使えているのか?』という意味合いでも、大切な指標となります。
投下資本利益率(Return On Investment)
=営業利益÷(純資産+有利子負債)×100
*有利子負債とは・・・利子を伴う負債のこと。例:借入金や社債
※ 注意 ※
企業によっては、分子を当期純利益や経常利益で計算しているのでご注意ください。
< 補足 >
この指標は、『会社の投下資本を有効に使えているのかの指標』なので、よくプロジェクト立ち上げの指標で使われます。たとえば、新しい工場を建てるプロジェクトがあったとします。その工場を建てるのに必要な資金が借金60億円と自己資本40億円で、合計100億円だとしますね。(=投下資本100億円と表します)その工場が立てられた後、どれぐらいの営業利益を稼ぐことができるのか計算してみます。例えば、それが毎年8億円の営業利益が見込めれば、『ROI8%』こういう風に使われます。ちなみに、有利子負債を入れているのは、プロジェクトなどでは、自己資本のみでスタートすることは中々稀だからです。
▶ 投下資本利益率(Return On Investment)
=営業利益÷(純資産+有利子負債)×100
*有利子負債とは・・・利子を伴う負債のこと。例:借入金や社債