[最終更新日]2019年4月10日 [読了目安]こちらの記事は4分程で読めます

今回は、このサイト「ZAIMの教室 財務諸表専門の学校」を、どういう想いで創ったのかお話させてもらいます。
1.ZAIMの教室への想い
➤ ZAIMの教室とは
だれもが財務諸表を通して、会社活動の面白さや楽しさを体感できるための ”学びの場” です。
ビジネスの共通語「会計」を克服したい方にも、やさしい内容をお届けします。
こすぴー先生は、新卒で “経理” という職業に就きました。
※経理とは会社のお金の記録するお仕事のこと
大学では国際政治学を専攻していたため、会計や財務の知識は全くのゼロの状態でしたが、
当時は幸運にも会社が図らってくれて、経理へ配属してくれました。
(実は例年、会計や財務を学習している学生を配属していたのです!会社には感謝!)
しかし、配属されてから、学生の頃とは生活が一変します。
▶ 当時の状況
✔ 毎日、先輩や上司の話している言葉を聞いても理解できない
✔ 会計を学ぶにも、独学や書籍でしか学べない
✔ 初心者でもわかりやすく教えてくれる人がいない
ほんとうに、当時、苦い想いを味わったのを、今でも覚えています。
夢にも仕事のコトがでてきました。

あの当時は、会社の期待に応えたい焦りとは裏腹に、まったく会計や財務のことがイメージできなかったなぁ。本当に会社には申し訳なかった。
そんな当時の経験があったからこそ、
『初心者でも、気軽にわかりやすく学べる場が欲しい』
そう、思うようになりました。
この経験を通じた想いがなかったら、ZAIMの教室は生まれていません。
いま思えば、本当に良い経験をさせてもらいました。
2.ビジネスの共通語「会計」を学べる場がない

その当時の想いを、今振り返って世の中を見ると、不思議に感じることがあります。
『ビジネススキル・社会人・グローバル人材に必須の三種の神器』と言われるものがあります。
➤ ビジネススキルの三種の神器
・英語
・IT
・会計
これらを学ぼう!と思った時に、英語とITだけは、実は教育として教えてくれるところは世の中にたくさんあります。
いまや駅前にいけば英会話スクールはありますし、
パソコン教室やプログラミング教室は、この時代の流行りとも言えます。
しかしーーーーー
会計だけは、学ぼうとすると、教育として教えてくれるところって、本当に少ないのです。
・“資格学校”で、簿記や公認会計士、税理士向けの講座を学ぶ
・“書籍”で、決算書の読み方を学ぶ
・“単発セミナー”で、学ぶ

(なんで三種の神器のひとつ「会計」を教えてくれるところって、これしかないんだろう?)
(しかも教える内容のレベルが極端なんだよなぁ。。)
印象的には、レベルが一番高い、公認会計士や税理士向けの教育は充実しているのですが、
それより下の初心者向け~中級者向けの教育サービスがないのです。
(初心者向けはあっても、書籍で学ぶしかないのが現状だったり)
(しかも、なぜか簿記だけしかサービスとして出回っていない!)
会社員ならば、だれもが一度は上司からこう言われていると思います。
#会計を学べ
「会計は、ビジネスの共通語」とも呼ばれています。
ですが、公認会計士の先生や税理士の先生のレベルまで必要なわけでありません。
新聞やビジネスシーンで、会計の知識と出会ったらイメージできる程度で十分なはず。
>>最低限の会計リテラシーを学んで欲しいとZOZO田端さんが紹介しています

自分がこれだけ苦しんでいるんだから、世の中にも大勢同じような立場の人はいるはず。
そこから、『当時の自分に教えたい会計やビジネスのコト』を、
ZAIMの教室でわかりやすく解説するように発信し始めました。
3.企業のストーリーに感動しよう

会計を学んで知識がついただけではなく、面白いコトにも気づけたんだ。
財務諸表を通じた会計のことを学ぶと、もちろん知識がついて良かったです。
会議のシーンや社外の方と会話しても、とんちんかんなことを言わずに済むようになりました。
しかし、それ以外にも実は、収穫がありました。
それは、
『企業のストーリーが読み解ける面白さ』
です。
財務諸表を読み解くと、企業の類まれなる努力や頑張りを知ることができました。
けっして、数字だけを見る、いわゆる定量情報にとどまるのはもったいない。

企業は、投資家向けにIR情報といって、財務諸表や企業の状況をわかりやすく教えてくれているんだ!
そういった情報を財務諸表と一緒に覗いてみると、
・どういう想いがあって会社を立ち上げたのか
・どういう背景があって新商品に資金を投入したのか
・けっして儲けが見込めなくても社会的需要がある事業にお金を使う
挙げればキリがありません。
お金の流れを見ると、企業のストーリーを読むことができるのです。
そして、なによりも会社を知ると応援したくなりました。

なので、実は、財務諸表を学ぶだけに留まってほしくないんだ。
財務諸表を通じて、会社活動の面白さや楽しさに気づいて、たとえば投資をしてみたり、ビジネスシーンに活かしてほしいと思っているよ。
一種、魔法のような道具だと思いました。
まるで、小説を読んでいるかのような感覚です。
ZAIMの教室でも、わかりやすく財務諸表を中心とした知識を教えていきます。
しかし、それ以上に、実例企業の決算情報を読み解いて、
『企業ストーリーに感動をして欲しい』
と思います。

ひとりひとりが、そういったことに気づいて、少しでもビジネスが楽しくなったり、投資活動が活発になったら、こすぴー先生はとても嬉しいです!^^
一緒に楽しく学んでいきましょう!