ビジネス会計検定2級の過去問解説(連結財務諸表・連結会計)

 

 

[最終更新日]2024年09月19日[読了目安]約3分 [ad]アフィリエイト広告を利用しています

 

 

 

 

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ZAIMの教室
小 菅

ZAIMの教室の代表講師 小菅です。みなさんはビジネス会計検定試験をご存知でしょうか?

 

今回は、ビジネス会計検定試験2級の過去問を解いてみたいと思います!

 

この記事を見れば、ビジネス会計検定試験がどのような試験なのか、どのようなことがスキルとして身につくのかがわかります。

 

簿記を学習中の方や、ビジネス会計検定を受験しようか検討している方はぜひ、この記事を最後まで視聴することをおすすめします!

 

 

\  YouTube動画でも解説中!! /

 

 

 

 

 

 

ビジネス会計検定2級過去問の出題(テーマ:連結財務諸表・連結会計)

 

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小 菅

今回は、ビジネス会計検定2級の過去問から、連結財務諸表・連結会計をテーマに出題していきたいと思います!

 

 

 

 

 

 

では、問題です。出題は第24回過去問題から、大阪商工会議所より許諾を得て出題いたします!

 

 

問.次の文章の空欄(ア)と(イ)に当てはまる語句の適切な組み合わせを選びなさい。

連結財務諸表は、複数の企業で構成されている企業集団を1つの企業であるかのようにみなして(ア)が作成する財務諸表である。連結財務諸表の場合には、親子会社間の取引は、(イ)される。

 

①(ア)親会社(イ)合算  

②(ア)親会社(イ)相殺消去 

③(ア)親会社および子会社(イ)合算

④(ア)親会社および子会社(イ)相殺消去

 

では、みなさん、正しい・間違いの箇所も含めて考えて解いてみてください!

 

少し時間をとって考えて解いてみてください。

 

では、解答は次の章に映します。

 

 

 

 

ビジネス会計検定2級過去問の解答(テーマ:連結財務諸表・連結会計

 

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小 菅

正解は「②」でした!みなさん、正解していましたか?また、正解していた方は、考え方を説明できますか?

 

 

 

解答:正解「②」

 

 

 

こちらの過去問題で、みなさんが理解しておかなければならないことは2つありました。

 

1つ目が、連結と単体の財務諸表の違いが理解できているかどうかです。

2つ目が、連結財務諸表における親子会社間の処理を理解できているかどうかです。

 

それでは、次の章では、解説を加えていきます。

 

 

 

2級の解説(連結財務諸表・親会社・子会社の理解)

 

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小 菅

まず、みなさんは連結財務諸表や連結会計を理解するうえで、親会社・子会社をできていますか?復習しておきましょう!

 

 

 

 

 

ビジネス会計検定2級に関しては、連結を理解できるかどうかが大事です。

 

連結を理解する上で大事な親会社と子会社について学習していきましょう。

 

連結財務諸表とは、複数の企業で構成される企業集団を1つの企業であるかのようにみなして作成する財務諸表です。この企業集団には 一定の関係性があります。ここでポイントが2点あります。

 

ポイント①

他の会社を支配している会社を親会社といいます。一方、親会社によって支配されている会社を子会社といいます。 

 

ポイント②

この連結財務諸表は、親会社がすべての子会社等の会社を含めて、1つの企業であるかのように作成されます。 それは経営の多角化や国際化により、複数企業と密に事業活動を行っている背景があるからです。

 

まずは、みなさんは連結財務諸表が、親会社や子会社などをまとめて、ひとつの企業であるかのようにみなして、親会社が作成する財務諸表だということを理解しましょう。

 

 

\ 損益計算書と貸借対照表を理解したい方はこちらの動画! /

参考動画:財務諸表 無料講座(約35分)

 

 

2級の解説(連結会計の理解)

 

 

 

それではこの章では、連結財務諸表の作り方を学習していきましょう。

 

経理部として詳細に作成できることを目的とするわけではなく、その原理やルールを押さえていく気持ちで学習していきましょう。

 

さきほどから学習していますように、連結財務諸表は親会社の財務諸表だけではなく、子会社の財務諸表も含めてひとつの企業集団であるようかのように見せていきます。

 

ポイント①

まずはシンプルに作成した親会社と子会社の財務諸表を合算させます。今回は貸借対照表を事例にしていますので、そのまま資産や負債、純資産を合算します。

 

ポイント②

必要な調整を行い、連結財務諸表が作成されます。たとえば、貸借対照表であれば、投資と資本の相殺消去、債権債務の相殺消去などを行う必要があります。これを内部取引の消去と言います。

 

まずはざっくりでも連結財務諸表が作成されるイメージを押さえておいてください。

 

 

 

いかかでしたでしょうか?

 

このようなイメージで、連結財務諸表・連結会計を理解しておくとよいでしょう。

ぜひ、簡単なイメージをまずは持っておくと、今後の学習が楽になりますので、イメージしておきましょう。

 

みなさん、まずはざっくりでも理解してもらえると嬉しいです!

 

さらに詳しい解説は、ZAIMの教室のweb対策講座内でもしております!

 

 

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小 菅

では、皆さんの合格をグッと近づける対策講座のメリットをご紹介していきます。

 

 

 

 

 

 

 

ビジネス会計検定は資格試験ですので、独学で学習することもできます!しかし、時間が限られている方やどうせならビジネスや投資にも活かせるように実践したい方は対策講座の活用をおすすめします!

 

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どうしても自学自習だとわからないことはそのままになりがちですが、LINEやメールでお問い合わせいただければ、回答いたします。

せっかく学習するのですから、合格に近づけるようバックアップしていきます。

 

 

 

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小 菅

いかがでしたでしょうか?企業の大事な財務諸表である損益計算書に関して、改めて次の2つの点がみなさんは理解できていましたか?

 

 

 

 

1つ目が、連結と単体の財務諸表の違いが理解できているかどうかです。

2つ目が、連結財務諸表における親子会社間の処理を理解できているかどうかです。

 

これらが理解できているビジネスパーソンとそうでない方では、ビジネスを見る解像度が違ってきます。

 

企業活動が数字として財務諸表にどのように影響がされるのか?理解できている方は、これまで解説した財務諸表が頭の中でイメージができているんですね。

 

そのため、企業活動が起こると、瞬間的に財務諸表にどう影響するのか素早く理解をした上で、大事な意思決定を行います。

 

 

 

 

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みなさんもこのような会計スキルを身につけて、ビジネスに役立てみたいと思いませんか?ぜひビジネス会計検定の受験をおすすめします!

 

ZAIMの教室では、今回のような解説を、さらに事例を交えて講義している対策講座を開講しておりますので、詳細は下記をご覧ください!

みなさんとお会いできることを楽しみにお待ちしております。

 

 

 

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参考①:ビジネス会計検定 公式webサイト

 

参考②:ZAIMの教室のYouTube

 

 

 

 

参考③:【記事】ビジネス会計検定試験 関連記事

 

 

 

 

 

 

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