[最終更新日]2024年05月05日↺ [読了目安]約3分 [ad]アフィリエイト広告を利用しています
小 菅
ZAIMの教室の代表講師 小菅です。みなさんはビジネス会計検定試験をご存知でしょうか?
「数字とか会計系の資格なら、簿記検定は知っているけど…。」という方のために、ビジネス会計検定試験の資格紹介をしたいと思います。
\ YouTube動画でも解説中!! /
ビジネス会計検定とは
小 菅
「企業の数字を分析できるようになりたい!」という方には、簿記よりも実はおすすめの資格なのです!
この記事を見れば、ビジネス会計検定の資格のことや簿記検定との違いがわかるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください!
出典:大阪商工会議所作成資料より
今回は、ビジネス会計検定試験を運営している大阪商工会議所から資料をお借りすることができましたので、そちらの資料も引用して紹介していきたいと思います。
ビジネス会計検定試験は、大阪商工会議所が運営している資格試験です。
内容としては、「財務諸表に関する知識や分析力を問うもので、財務諸表が表す数値を理解し、ビジネスに役立てていくことに重点を置いています。」と紹介されております。
みなさんは財務諸表ってご存知ですか?
企業の業績や財政状態が記載された資料のことです。企業活動を数字に落とし込んだ資料ですので、こちらが読めるようになると、企業が今、どんな状態なのか?解像度高く分析することができるんですね。
ここまで紹介すると、「簿記検定」と何が違うの?と思われた方もいると思います。上記スライド画像の下を見てください。
簡単に言えば、簿記検定は、財務諸表を作成するスキル、ビジネス会計検定は、財務諸表を利用するスキルです。
ここはとても皆さん、勘違いしやすく、よくわからず学習する方が多いので次のスライドでもう少し詳しく紹介したいと思います。
簿記とビジネス会計検定の違い
小 菅
さてみなさんは、簿記とビジネス会計検定の資格の違いはわかりますか?ここで一旦整理しておきましょう!
■簿記検定とは
皆さんがよくご存知の「簿記検定」の資格は、財務諸表を「作成する」スキル、いわゆる仕訳を学習します。
仕訳とは、企業のある取引があったら、財務諸表にどのように反映させるのか?というイメージを持ってもらえればよいと思います。
例えば、企業が広告のためのお金を使ったら、広告宣伝費を発生させて、財務諸表の損益計算書に反映させる、などいったイメージです。
■スポーツに例えると?
簿記検定は、審判としてスポーツのルールを学ぶイメージです。コートの大きさはどのぐらいか、競技中にどのようなことはしてはいけないのか、ルールを細かく学ぶようなイメージです。ビジネスも財務諸表を中心とした会計ルールをもとに繰り広げてられているので、そのルールを学ぶことは大事ですよね?
■対象者
こちらは主に経理・財務部に所属する方に必須のスキルとなっていますが、財務諸表がどのように作られているのか知りたい方は、こちらの資格試験を受けることをおすすめします。
■ビジネス会計検定とは
一方、ビジネス会計検定は、経理・財務部が作成した企業の財務状況が記載された財務諸表をもとに分析するスキルのことです。企業の業績は今良いのか?借金など多額の負債を抱えているのか?競合他社と比べると優っているのか?など、健康診断のように分析するイメージを持ってもらってもいいかもしれません。
■スポーツで例えると?
スポーツ観戦を楽しむイメージです。最低限のスポーツルールを押さえた上で、スポーツを行う競技者やチームが今どのような状態なのか?どちらの競技者がスポーツ競技として優れているのか?など、観戦して分析する方法を学ぶイメージです。
企業という名の競技者がどのような状況のもと、バトルを繰り広げられているのか?知りたくありませんか?
■対象者
投資家であれば株式投資で銘柄分析したり、ビジネスパーソンであれば、取引先の経営課題を分析したり、就職・転職活動中の方であれば、企業研究に役立ったりできるので、ぜひこのような方にはおすすめの資格になります!
ご自身がどちらのスキルを磨きたいのか検討の上、ぜひ受験してみることをおすすめします。ここを間違えると皆さんのビジネスシーンに活かされない可能性があるので要注意です!
もし迷われている方がいれば、ビジネス会計検定3級を受けてから、簿記検定3級を受けた後にZAIMの教室ではおすすめしています!
出題範囲と合格基準・試験日程
小 菅
ビジネス会計検定試験の出題範囲や試験日程をご紹介していきます!
ビジネス会計検定試験は1〜3級まで開催されていて、3級→2級→1級の順に難易度が難しくなり、出題範囲も変わってきます。
それぞれの出題範囲と合格基準はスライドの通りですが、最新の情報は変わる可能性がありますので、公式webサイトでも確認することを推奨します!
級数に応じて、試験日程が変わります。2024年の現時点では、3級2級であれば、年2回開催されていて、主に10月と3月に開催されています。しかし、1級だけは3月の1回のみの開催になりますのでご注意ください。
年2回の開催のため、もし迷われている方がいたら、とりあえず受験してみて感触を確かめておくのもひとつの手かもしれません。
初学者であれば、まずは3級から受験することをおすすめします!
財務諸表の中でも大事な3つの財務諸表、貸借対照表・損益計算書・キャッシュ・フロー計算書をもとに財務分析する基礎スキルが学習できますのでおすすめです!
一番初級レベルの3級ですが、これだけでも十分な財務分析スキルが身につけられるので、おそらく企業活動を見る世界観が変わると思いますよ!
わたしは元経理・財務部に所属していましたが、これら3つの財務諸表を見られるようになるだけで、あらゆる企業活動が解像度高くわかるようになりました。ビジネスパーソンとして、会計のことがわかっているというのは本当に差別化ポイントになりますからね。
もしも、これら3つの財務諸表の読み方はすでに学習済みの方は、2級から受けてみてもいいかもしれません。また、企業価値評価などファイナンス分野まで学習したい方は1級までチャレンジしてみるのもおすすめです。
公式テキスト・公式過去問題集
小 菅
ビジネス会計検定のテキストや過去問の紹介をしていきます!
ビジネス会計検定試験®では、大阪商工会議所より1〜3級までの公式テキストと公式過去問題集が販売されております。
ZAIMの教室では、こちらのテキストと過去問で学習することを推奨しています。というのも、試験問題を大阪商工会議所が作成する限り、必ず公式テキストや過去問から出題されますので、下手に独学せず、公式出版を活用しましょう。
ZAIMの教室では、公式テキストをもとにした動画講座も開講していますので、もしもテキストだけで学習するのが難しい方はぜひご活用ください!事例企業を交えながらわかりやすく解説しておりますので、講座でお会いできることを楽しみにお待ちしております。
■講座:ビジネス会計検定対策講座
公式書籍に関する注意点が2つあります。
①購入はネットで!
テキストと過去問は書店でも販売されていますが、置いていない書店もありますので、ネット購入がおすすめです。概要欄にURLを載せておきますね。
②最新版のテキストを使用する!
最新版のテキストで学習を進めてください!なぜなら、テキストの内容が改訂されている場合があるからです。つまり、出題範囲も変わる可能性があるということですね。
これは資格の都合上というより、会計基準が改訂されることから、テキストが改訂される背景もあると思いますので、中古本で古いテキストで学習するのではなく、最新版のテキストで学習してください。下記にも載せておきます。
■公式テキスト及び公式過去問題集
効率的な学習なら対策講座がおすすめ!
小 菅
さて、ここまでビジネス会計検定試験の紹介をしていきましたが、企業の数字がパッと手に取るようにわかるようになるなんて、ワクワクしませんか?
ぜひみなさんにはテキスト・過去問を準備した上で、ZAIMの教室の対策講座で学習を始めてみませんか?
ZAIMの教室では、公式書籍に則ったビジネス会計検定の対策講座(動画講座)を開講しておりますので、皆さんの受講をお待ちしております!
ディズニーリゾートを運営しているオリエンタルランドの財務諸表を事例に講義・演習を行い、確認テストを実施できる対策講座を開講しております。
ご自身で単語帳を作ったり、テキストをノートに写し直す必要もありません!
ぜひ、対策講座内でお会いできることを楽しみにお待ちしております。ZAIMの教室では、皆さんの資格合格を応援しております!
参考①:ビジネス会計検定 公式webサイト
参考②:ZAIMの教室のYouTube
参考③:【記事】ビジネス会計検定試験 合格の秘訣
■講座:ビジネス会計検定対策講座
■公式テキスト及び公式過去問題集
● 許認可 ●
ZAIMの教室(運営会社:株式会社vividec)は、大阪商工会議所より許諾を得て、対策講座の運営•販売を行っている事業者です。
● 著作権・商標権の取り扱い ●
ビジネス会計検定試験®2・3級対策講座の作成にあたり次の資料を出典としており、出典元の内容は権利所有者に帰属することを明記します。また「ビジネス会計検定試験」は大阪商工会議所の登録商標です。
出典:本講座動画・テキスト・教材は、大阪商工会議所より許諾を得て、『ビジネス会計検定試験公式テキスト2.3 級第5版』(株式会社中央経済社発行)をもとに、その補助教材として作成されたものです。